ケース1 陰部の痛み 40台男性 |
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症状 |
陰嚢の手術後に痛みが発症。徐々に強くなり、痛みのために普通の生活が難しくなった。常に痛みがあり何も手につかない。いくつかの病院で薬や神経ブロックの治療を受けて少し緩和したが、薬の副作用も強く、普通に生活できる状態にはならなかった。 |
経過 |
遠絡療法では仙骨レベルの脊髄と自律神経の改善のために脳幹部の治療を行った。はじめの数回はあまり変化が現れなかったが、継続治療で徐々に改善し、約2ヶ月で普段はあまり気にならないくらいになった。多少の違和感は残るが、精神的にも回復して仕事や旅行なども楽しめる状態になり治療終了とした。 |
感想 |
あの痛みと一生付き合うことになるかもしれないと考えて絶望を感じていたが、効果がある治療法がみつかってよかった。
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ケース2 陰部の痛みと足の痺れ 50台女性 |
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症状 |
5年前くらいから両足のしびれを感じていて、去年急にしびれが強くなるとともに陰部に強い痛みを感じるようになった。特に立っていたり、歩くとしびれと痛みが強くなり、立っていられなくなる。多くの病院を回ったが、はっきりした診断や治療はなく、精神的な問題といわれて薬を処方されている。効果はない。 |
経過 |
自律神経の改善のために脳幹部と間脳の治療を行った。初回から睡眠がとりやすくなり、全体的な症状が緩和した。1~2日で症状が戻るため継続治療を行い、約2ヶ月で散歩や体操、家事ができる程度になった。陰部の痛みは解消、足のしびれは最初の50%くらい残るが、生活はできるため定期的な治療を終了として、以後は1~2ヶ月に一回、メンテナンスとして治療を行っている。 |
感想 |
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ケース3 陰部の痛みと半身の違和感 30台男性 |
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症状 |
2年前に急に陰部・肛門と左の手足、顔、わき腹にいてもたってもいられないような痛み、しびれ、違和感が現れ、仕事も休職した。大学病院も含めて整形外科や神経内科、泌尿器科、肛門科をいくつも受診したが原因がわからず、ストレスからの心因性と診断され抗うつ薬などを処方された。1年以上改善せず、夜もあまり眠れない。 |
経過 |
自律神経の改善のために脳幹部と間脳、違和感の改善のために脳の深部に対応する治療を行った。初回から数回は大きな変化はなかったが、週一回の治療を2~3ヵ月続けたくらいから全体的な症状が緩和し、症状をあまり感じない時間が増えた。4ヵ月後から少しずつ仕事に復帰し、現在は通常に働くことができるようになった。朝や夜の違和感やしびれは少し残るため、月に1~2回の継続治療を続けて体調を維持している。 |
感想 |
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ケース4 慢性前立腺炎、陰部、肛門部の痛み 40台男性 |
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症状 |
1年前に急に陰部・肛門に何とも言えない痛みとしびれを感じるようになり、徐々に悪化していった。神経内科、泌尿器科、肛門科をいくつも受診したがはっきりした原因がわからず、慢性前立腺炎と診断をうけた。特別な治療もなく、痛みも少しずつ強くなっていた。特に午後から夜にかけての痛みが強く、就寝時も違和感が強い。 |
経過 |
自律神経の改善のために脳幹部と間脳、骨盤内の循環改善のために仙骨レベルの神経の治療を行った。2回目からは足底の施術も追加、症状は著名に改善し、症状をあまり感じない時間が増えた。 |
感想 |
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ケース5 外陰痛症候群 20台女性 |
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症状 |
3年前に婦人科系疾患で手術を行った。その1年後くらいに急に外陰部にヒリヒリするような痛みと乾燥感を感じるようになり、徐々に悪化していった。婦人科、泌尿器科、神経内科を受診し、九州や関西の専門病院にも通院してさまざまな治療を受けたがあまり改善がみられなかった。一日中痛みと違和感を感じているためストレスが強く、症状が強いときは座っているだけで我慢ができないくらいの痛みとなる。 |
経過 |
きっかけははっきり判断できなかったが、骨盤内の循環が悪化し、神経などが影響を受けている痛みと考え、自律神経の改善のために脳幹部と間脳、骨盤内の循環改善のために仙骨レベルの神経の治療を行った。当院の遠絡療法は患部と離れたツボを使うため、主に手足と首、みぞおち、へその周囲のツボにソフトレーザーや専用の棒での押圧による施術を行った。初回治療中に全身が温まるような感覚があり、その後症状はかなり改善した。自宅でも循環を改善することに注意してセルフケアを続けることで、症状は抑えられている。 |
感想 |
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ケース6 出産後の会陰部痛 30台女性 |
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症状 |
3年前の出産後の外陰部の痛みが慢性化し、ズキズキするような痛みや刺すような痛みが当初の半分ぐらいながら残り、日によって強くなったりする。婦人科やペインクリニックを受診したが物理的な異常はみつからず、痛みの治療を受けたが大きな改善がみられなかった。我慢できないほどの痛みではないが、常に気になって集中できないため仕事や日常生活にも影響がある。 |
経過 |
出産に伴い骨盤内の神経などが影響を受けたことによる局所性と中枢性の痛みが複合した症状と考え、に脳幹部と間脳、骨盤内の循環改善のために仙骨レベルの神経の治療を行った。主に手足と首、みぞおち、へその周囲のツボにソフトレーザーや専用の棒での押圧による施術を行った。1~2週に1回の治療を行い症状はすこしずつ緩和した。心身の緊張を和らげ、痛みを抑える効能のあるエッセンシャルオイルの塗布と吸入を合わせることで、精神的にも安定がみられた。 |
感想 |
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ケース7 慢性前立腺炎・肛門部の痛み 40台男性 |
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症状 |
5年前に特に原因なく下腹部に違和感を感じ始め、徐々にズキズキするような痛みや刺すような痛みになっていった。仕事中はあまり気にならないが帰宅時や夜間に痛みを強く感じる。複数の泌尿器科や肛門科、ペインクリニックを受診したが異常はみつからず、慢性前立腺炎と診断され内服治療を受けたが大きな改善がみられない。睡眠導入薬をつかって睡眠はとれており寝ている時は痛みは感じないが、夕方から夜にかけて痛みが生じることがここ数年ずっと続いている。頻尿も気になる。 |
経過 |
原因ははっきりしないが仕事上のストレスなどの複合的な要因で中枢神経が過敏になってしまっていることによる痛みと考え、主に脳幹部と間脳、骨盤内の循環改善のために仙骨レベルの神経の治療を行った。1~2週に1回の治療を行い2か月くらいで症状は緩和した。常に緊張している交感神経を緩めて、心身をリラックスさせるような生活と運動をセルフケアとして継続している。 |
感想 |
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ケース8 帯状疱疹後の陰部神経痛 50台男性 |
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症状 |
2年前に下腹部に帯状疱疹を発症、すぐに治療を受け皮膚症状は治ったが、陰嚢部のヒリヒリ、ズキズキした痛みが残存し帯状疱疹後神経痛と診断された。複数のペインクリニックを受診し、内服やブロック注射を受けたがあまり改善しなかった。常にやけどをしたようなヒリヒリした痛みがあり、仕事にも集中できない。 |
経過 |
ウィルスによってダメージを受けた陰部神経の循環を改善し、回復をはかるために仙骨レベルの神経の治療を行った。1~2週に1回の治療を行い少しずつ症状は緩和したが、完全には痛みは取れず、体調や気候によって波があるものの、治療前の半分くらいの痛みとなっているためなんとか我慢しながらも仕事もできるようになった。 |
感想 |
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ケース9 ヘルペス後の神経痛 50代女性 |
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症状 |
2か月前にヘルペスを発症、皮膚症状が小さかったため治療が遅れたが、内服により皮膚症状は改善した。しかしながらヒリヒリした痛みやズキズキした痛みが残り、ペインクリニックや漢方などを受診したがなかなか痛みがひかず、常に痛みや違和感が気になってしまい仕事や日常生活にも支障が出ている。座っていると痛みが強くなるためじっとしていられない。 |
経過 |
ウィルスによってダメージを受けた陰部神経の循環を改善し、回復をはかるために仙骨レベルの神経の治療を行った。発症から比較的時間が経っていない段階だったため、2回の治療でかなり症状は緩和した。体調や気候によって多少の違和感はあるものの、仕事や日常生活では気になることがほとんどなくなっている。 |
感想 |
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